健康

立ち仕事が健康的すぎる理由

目次

  1. そもそも座ると寿命が縮む
  2. 立ち仕事は「NEAT」が高まりまくる
  3. 脳機能が向上する
  4. 肩こりが改善する
  5. おわりに

立ち仕事は、座り仕事と比較するとかなり健康に良いんです!

「いや、そんあことは無い。異常に疲れるし体に悪いに決まっている」と思う方もいるかも知れませんが、間違いなく立ち続けたほうが健康に良いんです。

というのも、人間の体は狩猟採集民だった頃の状態から変化していないんですよね。狩猟採集員だった頃の人類の1日の生活をざっくり見てみると、

オス
・1日中獲物を求め歩き回る
・獲物を見つけたら捕まえるまで走る
・天敵から逃げる為に走る
etc…

メス
・木の実を求めて歩き回る
・動物の毛皮などぶら下げて乾かす
・水を運ぶ
etc…

こんな感じになります。要は、殆ど座らないんです。1日の中で座るのは、夜の食事くらいだったそうです(火を囲って宴をするので、そこでもあまり座りませんが)。

つまるところ、

人間の体は、「座った状態」に慣れていない
逆に立ち続けるのが本来のライフスタイル

というわけです。粗方、立ち仕事が健康に良い理由の大枠を掴んでいただけたでしょうか。

ここから先は、より細かい理由を見ていきましょう。

そもそも座ると寿命が縮む

あまり知られていませんが、「長時間座る」というのは危険すぎる行為でして、

2015年6月には、イギリス公衆衛生サービスが「オフィスワーカーは最低でも1日に2時間はイスから立つように」と勧告を出しているほどなんです。

具体的な数字を挙げると、2009年にアメリカで行われた調査によれば、

1日に座る時間が3時間を超えると、心疾患の発症リスクが64%高まる
1日に座る時間が6時間以上座ると、早期死亡率が40%高まる

というデータが得られたそうです。現時点では、座ると寿命が縮む原因について明確に解明されていませんが、座る行為が命を削っていることは間違いないことです。

まあ要するに、立ち仕事の皆さんは、

座りっぱなしのライフスタイルの悪影響を受けない!

というわけです。「座り仕事に転職したい~」と思っていた方は、考え直すべきですよ!ちなみに、座り仕事の人がダメージを軽減するには、

最低でも1日2時間は立つ(最終的な目標は4時間)
座りながら出来るエクササイズを行う

これらを実行するのがマストになります。

立ち仕事は「NEAT」が高まりまくる

立ち仕事の人は、「NEAT」をかなり高めることができます。

NEATとは、「非運動性活動熱産生(Non-Exacise Activity Thermogenesis)」の略で、日常で消費されるカロリーの合計を意味しています。まあ簡単に言うと、

とにかく体を動かそうぜ!

という当たり前の話なんですが、これがバカにできないんです。例えば、2015年にマドリード大学が行った実験では、

週3回の筋トレと同じ効果が得られた!

というデータが得られています。言うまでもなく、健康的になるには運動は必要不可欠なので、NEATレベルが高まりまくる立ち仕事が、超健康に良いことは間違いありません。

まあNEATについて詳しく知りたい方は、

運動が続かない人は「NEAT」を高めればいいじゃない!楽に運動を取り入れる方法を紹介

こちらの記事をご参照下さいませ。

脳機能が向上する

立ち仕事で脳機能が向上します!

これについては、2016年にテキサスA&M大学が行った興味深い実験があります。内容は、

34人の高校生に、24週間にわたってスタンディングデスクを使用させる

というもの。その結果、

脳の実行機能とワーキングメモリが向上!

というデータが得られたそうです。ワーキングメモリとは、瞬間記憶を保存するキャパシティのことです。まあざっくり言えば、

頭が良くなる
認知症予防になる

というわけです。若々しい脳を保つ上では、立ち続けるのが吉です。

肩こりが改善する

座り仕事をしていると、どうしても猫背になってしまうので、激しい肩こりに襲われる可能性が高まります。

その点、立ち仕事の場合は、容易に背筋を伸ばすことが出来るので、

座る仕事と比較すると、肩こりに襲われにくい!
座り仕事から立ち仕事に変わると、肩こりが改善する!

ということが言えます。そもそもですが、人間の体は座った状態に慣れていないため、座った状態は万病の元なんでよね。

ですので、「立っていたほうがツライ!」と感じるのは、一種の固定観念の可能性が高いです。「立った状態=足がキツイ」という経験の記憶が、頭の中で再構成されて「立った状態=体の疲労感が増大する」という考えに変わっている節はありませんか?

おわりに

立ち仕事が健康にいい理由を理解していただけたでしょうか。今、先進的な企業は、続々とスタンディングデスクを取り入れています。

とにかく、立ち仕事は素晴らしいものなんです!

・「立ち仕事は肉体的にツラすぎる。仕事を変えたい。」
・「立ち仕事は疲れそうだし、座れる仕事を探そう。」

と、思ったいた方は考え直すのが吉ですよ!

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