睡眠 健康

睡眠が健康に必要不可欠な理由。睡眠の役割とは?

睡眠と健康は、とても密接な関係にあります。

睡眠なくして健康はあり得ません!

そこで睡眠にはどのような役割があるのか、短時間睡眠にはどのような悪影響があるのか。

これらについて紹介していきます。

まずは短時間睡眠がもたらす悪影響から。

目次

  1. 短時間睡眠がもたらす悪影響とは
  2. 睡眠の役割とは
    1. 脳と体に休息を与える
    2. 記憶を整理して定着させる
    3. ホルモンバランスを調整する
    4. 免疫力を上げる
    5. 脳の老廃物をとる
  3. 睡眠で運動能力までもが向上
  4. おわりに

短時間睡眠がもたらす悪影響とは

短時間睡眠による悪影響は計り知れません。

その中でも特に危険な悪影響はこちら。

・血糖値を下げるホルモンが正常に分泌されなくなり、糖尿病になる

・食べすぎを抑制するホルモンが分泌されなくなり、太る

・食欲を増強するホルモンが分泌され、太る

・交感神経の緊張状態が続いて、高血圧になる

・精神が不安定になり、うつ病、アルコール依存、薬物依存、不安障害の発症率が高くなる

・認知症になりやすくなる

まあ要するに、短時間睡眠は生活習慣病に直結するということです!

睡眠の役割とは

短時間睡眠による数多くの悪影響が存在するのは、睡眠が重大な役割を担っているからです。

具体的に睡眠の役割を5つ紹介します。

脳と体に休息を与える

これについてはご存知の方も多いと思います。睡眠中、脳と体は「休息モード」に切り替わります。

そこでメンテナンスが行われ、傷ついた細胞の修復や、新陳代謝が行われます。

つまり、短時間睡眠では細胞は修復されず、疲労がいつまでたっても回復しないんです!

記憶を整理して定着させる

人間の記憶は、まず一時的に記憶をとどめる「海馬」とよばれると呼ばれる部位に保存されます。

しかし、海馬で記憶を保存可能できるのは、3日が限界なんです。

そこで、長期的に記憶を保存できる「大脳皮質」と呼ばれる部位に、記憶の引っ越しをします。

それによって長期的な記憶となり、知識が定着するんです。

人間の睡眠は、レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)を繰り返す仕組みになっていますが、記憶の引っ越しは、レム睡眠中に行われます。

つまり、充分に睡眠をとらないと新しい知識も3日で消えてしまいます!

ホルモンバランスを調整する

既に短時間睡眠の悪影響で食欲を抑制するホルモンが分泌されなくなり、食欲を増強するホルモンが分泌されるようになることを説明しましたが、充分な睡眠によって、このホルモン分泌のバランスが正常になります。

その他にも様々なホルモンが調節されますが、肌の水分量を上げるホルモンも正常に分泌されるようになるんだそうです。

睡眠は健康だけでなく、美容にも必要不可欠なんですね。

免疫力を上げる

ホルモンバランスが調節されると、連動して免疫力も高まります

ちなみに、免疫が確立されていないとワクチンを取り入れても効果がないんだとか。

「風邪をひいているんだから寝ろ!」

なんていうのも理にかなっているんですね。

脳の老廃物をとる

脳の周りは、せき髄液という液体に満たされています。

この液体は衝撃を和らげるクッションのようなものなのですが、定期的に交換が行われます。

その交換の際、脳の老廃物も一緒に排泄されるそうです。

この交換は日中に4回行われているのですが、それだけでは足りないそうで、睡眠中に大規模な交換が行われます。

要するに、睡眠中に脳の老廃物は排出されるんです。

ということは、充分な睡眠をとらないと、老廃物が排泄されず蓄積されてしまうということです。

この老廃物には認知症の原因物質も含まれているそうなので、短時間睡眠だと認知症になる危険性がかなり高まります。

睡眠で運動能力までもが向上

なんと、十分な睡眠をとるだけで運動能力までもが向上するんです!

これには、スタンフォード大学で行われた男子バスケットボール部員を対象とした面白い研究があります。

内容は、

被験者に40日間充分な睡眠をとらせ、運動能力の向上を計測する

というもの。

結果、最初の数日は能力の向上は見られなかったそうですが、

2週間、3週間、4週間と経つにつれて運動能力の向上が見られ、

最終的には80メートル走のタイムが0.9秒縮まり、3ポイントシュートは1.4本多く入るようになったそうです。

つまり、スポーツマンは寝れば能力が上がるんです!

もはや、夜更かしする理由は存在しませんね(笑)

おわりに

睡眠が健康にとっていかに重要か理解していただけたでしょうか。

やることがないなら早く寝ましょう。

暇で仕方がないなら早く寝ましょう。

頭がさえ、体の疲労感もなくなれば、無条件に毎日が楽しくなります。

新たな趣味や打ち込みたいことも、見つかるかもしれませんよ。

[参考文献]