スキル 瞑想 学習

瞑想は学習効率をグンと高める!って研究結果が発表されたぞー。

maditation

多くの研究によって瞑想は、心身の健康を保つための強力なツールであり、ストレスを軽減、免疫システム改善にまで役立つことが明らかになっています。

そんな中、イギリスのサリー大学の研究者が「瞑想は学習効率にどんな影響を与えるのか」ということに焦点を当てて研究を行ったそうで、その速報が今日(2018/12/15)出ておりました(記事)。

今回の研究では「集中瞑想」が用いられたそうです。集中瞑想ってのは、瞑想の入門編として頻繁に用いられる手法で、

・何らかの物体をに意識を集中させる手法
呼吸瞑想

などが有名ドコロです。

んで、結論からいくと、「瞑想は学習効率を挙げる効果あり」とのことです!

大学受験や資格取得を目指す人、はたまた日頃の学習効率を上げたい人は瞑想を取り入れるのが吉です。

以下、Journal of Cognitive、Affective&Behavioral Neuroscienceに掲載された論文の研究結果です。

正のフィードバックvs負のフィードバック

研究には、合計35人(仏教の瞑想家9人/一般的な瞑想家12人/気功家2人/残りは瞑想未経験者)が参加しました。

そしてまず、

研究者が画像を見せ、特定の報酬をもたらす可能性が最も高いものを選択するのを上手く出来るようにトレーニングを行う。その際、参加者は報酬をもたらす可能性がそれぞれ異なる画像をペアで見る

という実験を行ったところ、

瞑想経験者の方が、報酬関連の画像選択の成功率が高い!

てな結果になったそうです。報酬をもたらす可能性が高いものを選ぶ能力に優れているということは、ドーパミンを分泌させやすいことを意味します。

アドレナリンの一種である幸福物質のドーパミンを分泌することは、意欲や集中力の向上につながるので、その結果、学習効率向上にも繋がったわけですな。

また、瞑想実践者は肯定的な成果から学ぶ傾向があり、瞑想非実践者は否定的な成果から学ぶ可能性が高いことが示唆されるそうです。

研究者いわく、

人類は2000年以上も瞑想をしてきたが、このプラクティスの神経メカニズムは未だに未知である。
しかしながら、我々の知見では、瞑想実践者はより公平にフィードバックに反応することが、瞑想の心理的なメリットの一部を説明することに役立つことが実証できた。

とのこと。瞑想非実践者ほど、報酬に結びつけることが苦手であり、ドーパミンを上手く分泌できないわけです。

瞑想の脳への好影響

加えて、研究チームは、脳の電気活動を記録する脳波図(EEG)を用いて、参加者の作業中の脳活動を測定しました。

その結果、全ての参加者が正のフィードバックに同じように反応したが、

瞑想非実践者の方が、負のフィードバックに対して強く反応した!

てな結果になったそうです。要は、瞑想を行っていない人ほど、失敗や間違いに対して過剰に反応したというわけです。

研究者いわく、

定期的な瞑想は、気分調節や身体的な敏捷性などに重要な役割を果たすドーパミンの分泌レベルに影響を与える。これにより、瞑想実践者は、負のフィードバックに対して反応しなくなる可能性が高い。また、以前の研究では、パーキンソン病患者はドーパミン濃度が通常よりも極めて低く、肯定的なフィードバックに反応するための機能が学習課題で上手く機能しない事がわかっている

とのこと。結論としては、

瞑想はフィードバックをどのように受け取るか。間違いからすぐに学ぶのか、正解を見つける前に正解に対する「期待」を作り続けられるかどうか、ということに影響を与えることができる。したがって、瞑想は、職場や学校で生産性を高め、学習の中での忘却を防ぐことに繋がる。

とのことです。

まとめ

瞑想を行うことで学習効率が高まる理由は、

「期待」を感じやすくなることで、ドーパミンを上手く分泌できるようになり、意欲や集中力が向上する!

負のフィードバック(間違いや失敗)に引きずられなくなり、そこから学ぶ能力が高まる!

この2つ。何らかの勉強をしている人は瞑想を取り入れてみる価値は大いにあると思います。というか、取り入れなければ損ですね(笑)

呼吸瞑想の方法については

世界の著名人達が取り入れている「瞑想」。その効果と方法とは

こちらの記事で詳しく述べているので、是非参考までにー。