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失敗しない「新年の抱負」の立て方と実践法

sinnnenno mokuhyou

元旦!

ということで、2019年を充実した1年にするための、科学的に正しい「失敗しない新年の抱負・目標・誓い」の設定方法と実践方法について紹介します。

[参考文献]
・scinence says 92 percent of people dont achieve how the other 8 percent? by marcel schwantes

新年の目標の達成率は極めて低い

「毎年目標が達成できない」という方は悲観的になる必要はありません。そもそも新年の目標の達成率は極めて低いんです。スクラトン大学の研究のよれば、

新年の目標を設定した人の92%が目標を達成できない!

ということが明らかになっています。なぜ、こんなにも目標達成率が低いのかというと、目標設定の方法と実践方法が間違っているからです。これは裏を返せば、

目標の設定と実践を正しく行えば目標は達成できる!

ということを意味しているので、科学的に正しい方法を学ぶのが吉ということになります。是非、このエントリを参考に学んでいって下さい。

具体的で挑戦的な目標を立てる(難しすぎない)

目標を具体的で挑戦的にすることで、目標達成率は格段にアップします。

Edwin LockeとGary Lathamによる調査によれば、目標を「具体的」で「挑戦的」なものに設定すると、

90%パフォーマンスが向上!

することが明らかになっています。言わずもがな、目標を達成するには行動を起こさなければならないので、パフォーマンスが向上することは、目標達成率が向上することを意味します。

んで、なぜ90%もパフォーマンスが向上したのかと言うことですが、研究者いわく、

基本的により具体的で挑戦的な目標は、内発的動機づけとなり目標へのコミットメントを高める。これは、簡単で曖昧な目標が達成されない理由を説明している。

とのことです。要は、曖昧で簡単すぎる目標では、高いモチベーションを維持できず、ひたむきに目標達成に進む事ができないというわけです。

 

「挑戦的」と「具体的」については、それぞれのポイントも挙げておきますね。

「挑戦的」な目標の立てる際のポイント

「挑戦的」ってのは個人の主観になるので、基本的には「これは達成しがいのある目標だ!」と思えるようであれば、どんなものでもOKです。

ですが、注意点が1つだけあります。それは、

達成するのが難しすぎる目標は設定しないこと

になります。挑戦するのはとても良いことなんですが、目標に圧倒されてしまって行動を起こすことができません。登ることができない山の頭頂を目指すのは悪手です。

「じゃあ、それなりに低い目標を設定しにゃならんのか!」ということですが、そういうわけではありません。困難な目標を設定する際には

目標をできるだけ切り刻み、細分化する

という対策をとればOKになります。まあ目標の細分化については、次の「具体的」を参考にしてみて下さい。

「具体的」な目標を立てる際のポイント

具体的の基準は、「行動に移しやすいかどうか」ということになります。ですので、目標を切り刻み細分化するのかコツになります。細分化が難しい場合は、目標を違う視点から捉えることで行動に移しやすい目標を立てましょう。

例として、「1年間で20kg痩せる」という目標を具体的なものに変えてみます。そうすると、

・「1月はお菓子やファストフードを完全にカットする」
・「毎日20分ウォーキングを行う」
・「野菜を毎日350g食べる」(違う視点)
・「毎月1.7kg痩せる」(細分化)

まあこんな感じになりますね。とにかく目標と行動の距離を縮めることを意識するのが吉です。

情熱を注げる目標を設定する

目標を達成する8%の人々に共通することは、山の頂上に到達するまでに確固たる内部コンパスを持っていることです。8%の人々はそのコンパスを持っているため、いかなる障害にも屈することなく目標達成まで走り続ける事ができるんです。

どのようにすれば、この内部コンパスを持つことが出来るのかということですが、その方法は至ってシンプルでして、

情熱が注げる目標を設定する

たったこれだけです。そもそも情熱が持てない目標に対して、意欲的に取り組むことができる人はごく少数でなんです。

「でも、情熱がどうしても持てない目標なんだけど。。」という方は、目標設定の際に以下の質問を自分に投げかけて見て下さい。

・目標を達成したら自分の人生はどのように変わるか
・その目標達成をどれだけ強く望んでいるか
・目標を達成することで自分以外の誰が喜んでくれるか
・どれだけ価値のある目標かどうか

これらを自分自身に問いかけることで「目標達成の意味」を認識することができ、自然と目標に対して情熱が持てるようになります。目標が達成できない92パーセンの人々は、漠然と目標を設定しているケースが多いそうですが、情熱が持てない目標が達成できないのは当然のことです。

このワークを行うだけでも格段に目標達成率は向上するので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

全ての目標を統合する

8%の人々は、短期的な目標と長期的な目標を調節しています。心理学者のJonarhan Habitは、著書「The Happoness Hypothesis:Finding Modern Truth in Ancient Wisdom」で

心理学者のKen SheldonとTim Kasserは、精神的に健康で幸福度が高い人々は、目標の間に高度な「垂直一貫性」を持っている。短期の目標を追求することが長期の目標に繋がるように、上手く調和しているのだ

と、述べております。「垂直一貫性」とは、高いレベル(長期)の目標と、低いレベル(短期)の目標が一致度合いのことを指します。つまるところ、

目標間のコンフリクトをなくして全てを一致させることで、精神的な健康が保たれ、幸福度は高まる

というわけです。言わずもがな、「精神的な健康や幸福度の高さ」と「目標達成やモチベーション」には強い相関関係があるので、目標達成率を高めたいのであれば、どんな小さい目標であれ根本から見直し、一貫性をもたせるのが吉です。

フィードバックを欠かさず行う

目標を達成するために非常に重要な要素は、

自分の進捗状況を把握する

ということになります。というのも人間の脳は単純でして、「前に進んでいる感」を味わうだけで、高いモチベーションと目標に対するコミットメントを深める事ができるんです。

ですので、とにかくフィードバックを欠かさず行い、どんな些細なことでもOKなので、自分の進捗状況を確認しましょう。

・1日単位
・1週間単位
・ひと月単位

といった具合に、期間ごと分けて行えば尚効果的です。

常に心に据えておくべきこと

目標を達成できる8%の人々や成功者は、決して才能を生まれ持っていたわけではありません。彼らに共通するのは、

重要なのは、「どう”あるべきか”」ではなく、「どう”すべき”か」

という考えを持っていることです。この考えを持つことで、失敗も学びと捉えて行動につなげることが出来るため、成功率が格段に上がるというわけです。

アリストテレスも、2000年以上前に

私達は何度も何度も繰り返しているのだ

という言葉を残しています。

行動でしか現実は変わりません。常に「どう”すべきか”」ということを頭に据え、目標達成に向けて走り続けましょう。以上。