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あなたの生産性をグンと高める 「タスク管理術」を紹介

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生産性を高める上では、「どれだけ目の前のタスクに没頭できるか」ということが重要なポイントになります。レベルの高いタスクへの没頭を生み出すには、集中力はもちろんのこと、効果的にタスクを管理することが重要になってきたりします。

そこで、今回は生産性を格段に高める「タスク管理術」を紹介します。仕事のみならず、学習などにも応用できるものになっているので、是非参考にしてみて下さい。

3つのルール

今回紹介するテクニックは「3つのルール」になります。これは、ソフトウェア工学における「アイジャイルソフトウェア開発」から生まれた技法の1つです。

「アイジャイルソフトウェア開発」とは、2001年に軽量ソフトウェア開発を提唱していた17名の技術者やプログラマーが米国ユタ州に集まり、開発手法の重要な部分について統合することを議論した際に生まれたものです。その概念はというと、

念入りな計画と設計を行いながらプロダクトを生み出すのではなく、短期間で小さなプロジェクトのサイクルを何度も回すことで、最終的な仕上がりを向上させていく

こんな感じのものでして、とにかく「時間短縮!柔軟性!」ってことを意識したタスク管理術になっております。それゆえ「3つのルール」では、意識することが非常に少なく、以下の点だけ徹底します。

・今日やり遂げたいことを毎朝3つ書き出して実践
・今週やり遂げたいことを週の頭に3つ書き出して実践
・今月やり遂げたいことを月初めに3つ書き出して実践
・今年やり遂げたいことを年始めに3つ書き出して実践
・毎週末にレビューを行い、上手く行った点を3つ、改善できる点を3つ書き出す

実際に取り入れる際は、まずはじめにその日に集中したいことを3つだけ紙に記入し、その紙を常に目の前に置いておけばOKです。「ちょっとシンプル過ぎない?」と思うかもしれませんが、効果絶大なんですよ!

なぜ、「3つのルール」で生産性は向上するのか

「3つのルール」が効果的なのは、そもそも人間の脳は、一度に約3つの情報しか処理できないからです。これについては、2001年にミズーリ大学のネルソン・コーワン氏が厳密な実験を行いましたが、その結果

特定の記憶法を使わない限り、人間が一度に記憶できるのは「4±1」が限界

という結論に落ち着いたそうです。

また、この数字は、人類学の研究でも裏付けられており、マイアミ大学のケイレブ・エバット氏がアメリカのムンドゥルク族やピダハン族に行った「数の感覚」に関する調査では、

狩猟採集民は数の感覚を持っておらず、動物の数が2匹を超えると「たくさん」としか表現しなくなる
数量が4~5個になると健全な大人でも記憶を保つことができない

ということが明らかになったそうです。エバット博士いわく、

数字のサポートが存在しなければ、健全な大人は4までの数量を正確に区別し思い出すことができないようであった

とのことです。つまり、僕たちが4つ以上のモノをカウントできるのは、

数の概念のおかげ!

ってわけです。これは紀元前3100年ごろに記数法を編み出してくれたシュメール人に感謝しにゃなりませんね(笑)

まとめ

自分がこなすべきタスクを3つに絞る方法は、人が生まれ持ったキャパシティを上回る作業によって脳が混乱することを防ぎ、いたずらにリソースを浪費しない点でかなり効果的と言えます。

一気に多くのタスクをこなそうとするのは悪手。複雑なタスクに取り組むときほどシンプルに行くのがベターです!是非、お試しあれー。

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