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「幸せになれるお金の使い方/使い道」について考えてみた!

what is most happy way to use the maney

「お金」の使い方次第で未来は大きく変わります。高い幸福度を維持するお金の使い方・使い道について考えてみましょう。

「まとめて使う?」「分割して使う?」

まずは、ボーナスなどのまとまったお金が入った際の使い方について考えてみます。この場合、

・まとめて一気に使う
・別々にちびちび使う

この2つの選択肢に分かれると思います(「使い方」に焦点を当てているので、「貯金」の選択肢は除外します)。お金に余裕がある場合、あなたならどちらの選択肢を選びますか?

結論から行くと、幸福度を持続するのは

別々に使う

の選択肢になります。これは、たとえお金に余裕があってもです!なぜ、このような結論になったかと言うと、人間が持つ「順応」という特性から説明ができます。

「順応」とは

順応とは、

1つの刺激を継続して味わうことで、やがてその刺激に対しての感情や身体的反応が無くなる

というもの。要は、継続して同じ刺激を味わうことで、その対象に対して何も感じなくなるという現象です。

映画館などの暗い場所に長居した後に外に出た際、始めは「眩しい!」と感じじたものの、次第に明るさ慣れて通常通りに戻った経験があると思います。これが順応です。

今挙げた例は「身体的な順応」ですが、順応には「心理的な順応」も存在しているんですね。この心理的な順応が厄介な存在でして、これが起こると「快楽」や「ポジティブな感情」などにも順応してしまうんですよ。

つまり、一度にお金をまとめて使う散財戦略では、幸福度は下がる一方であり、

別々に分けて使うことで高い幸福度を持続できる!

というわけです。これが「お金」を分けて使うべき主たる要因になります。別々にお金を使うことで、快楽やポジティブな感情に対する順応を防ぐことができるわけです。

とは言いつつも、これだけだと非常にわかりにくいと思うので、いくつか研究を紹介しておきますね。

喜びは分散させよう

まずは、心理学者のアンドリュー・クラークが行った研究。彼は、「人は給料に対して、どのように幸福を感じるのか?」ということを明らかにするため、イギリス人労働者の幸福度を調査しました。

その結果、基本給がいくらであっても、労働者の幸福度は、

給料の絶対水準ではなく、給料の変化と強く相関している!

ということが明らかになったそうです。これはつまり、

高い固定給をもらっていても順応してしまうため幸福度を感じない!
給料が変化することで、初めて感情に変化が生まれる!

ということを意味しています。だからこそ、バラバラに使うのが良いわけです。

お次は、フィリップ・ブリックマン、ダン・コーツ、ロニー・ジャノフが行った「順応」に関する初歩的研究。内容は、

3つのグループ分け、生活全般に対する満足度を評価してもらう。3つのグループは、それぞれ以下の背景を持つ人で構成される。
・「半身不随」
・「宝くじ当選者」
・「一般の人」
ただし、それぞれ事故や当選などの出来事が起きてから1年が経過している

というもの。その結果、満足度は

「半身不随」「宝くじ当選」グループともに、「一般」グループの水準に極めて近い!

というデータが得られたそうです。要は、時が経てばどんな経験であれ順応してしまうというわけです。幸福度を高めたいのであれば、まとまったお金も一気に使うことだけは避けましょう。

幸福度を持続するお金の使い道は?

「お金は一気に使うな!」という話をしました。では、その条件を守った上で、「幸福度を高めるベストなお金の使い道」について考えて見たいと思います。

このエントリのテーマから行くと、お金のベストな使い道は

・幸福度が持続しやすい
・それでして、順応はしない

というものでなければないません。

となると、1番初めに選択肢から消えるのが「モノ」。僕たち人間は、モノの喜びには即座に順応してしまいます。そこで、残された選択肢の中で、何にお金を使うのベストだと思いますか?

正解は、

経験
プレゼント

この2つになります。

まず、「経験」ってのは、

・ライブ
・旅行
・映画を見に行く
・学びへの投資

などのこと。とにかく経験は、モノと違い記憶に残り続けるため幸福感が持続しやすいんです。仮に数ヶ月経って記憶が薄れてきても、写真などを見返せば幸福感が復活して幸せな気分になれます。

そしてポイントが「学びへの投資」。これは、本や教材など自分の将来に繋がる投資のことを指します。自分自身に投資することで、将来的に必ず幸福感を感じることができます。まあこれについては、多くの人が分かっていても実行できない難しいポイントですね。

んで、2つ目の「プレゼント」について。これは、自分以外の人のためにお金を使うことを指します。プレゼントの内容としては、誕生日プレゼントのような派手なプレゼントから、ジュースなどの些細なものまで何でもOK。「心理学に学ぶ「心から喜ばれるプレゼント」の選び方」あたりを参考にしてもらうのも良いかもしれません。

まあとにかく、人に贈るってのがポイントで、「人との繋がり」を感じるのが目的です。「それで何の意味が?」と思うかもしれませんが、様々な研究で

人との繋がりを感じているほど幸福感が高い!

さらに最大で15年寿命が長い!

ということが明らかになっているんですよね。意外と「人との繋がり」は重要な要素なんです。しかも、寿命に関しては、禁煙よりも効果があるそうなんです。凄くないですか?

まとめ

まとめると、お金の使い方と使い道については、

散財戦略ではなく分散戦略で!
・「経験」と「プレゼント」に使え!

これがベスト。順応を防ぎつつ、できるだけモノに投資しない。これを意識しつつお金を使っていきましょう。以上!