健康 人間関係

スマホがあなたの人間関係にもたらす恐ろしい悪影響を科学的に紹介

dawn side

スマホはとても便利ですよね。スマホを持つことで、時間と場所を問わずに友人と連絡がとれたり、買い物ができたり、暇つぶしができたりします。まあスマホの発明によって僕らの生活は便利になったとも言えるわけです。

しかしその反面、多くの人は生活をスマホにハックされてしまっています。「スマホ中毒」なんて言葉も当たり前のように聞かれようになりました。もはや人ごとではないわけです。

そんな中、「スマホの悪影響」に関する新しい研究が発表されていたので、ここに報告しておきます。

スマホで笑顔が無くなる

ヴァージニア大学が、大学生を対象とした興味深い研究結果を発表しました。内容は、

赤の他人である参加者にペアを組ませ、スマホの有無にかかわらず小さな実験室の待合室に入るよう指示。その間、ペア間での交流の頻度や参加者の表情をビデオカメラで密かに録画する。

というもの。要は、「スマホを持つ人と持たない人の間で、コミュニケーションにどんな違いがあるのか」ということを調べたわけです。交流の頻度だけでなく、表情に注目しているのが面白いですよねえ。

んで、この実験の結果はと言うと、

スマホを持つ参加者は、そうでない参加者より30%「笑顔」でいる時間が少なかった!
更に、心から笑う時間も少なかった!
加えて、一切会話をしない割合も高かった!

ってデータが得られたそうです。「笑顔が減ったから何なの?」と思うかもしれませんが、研究者いわく、

笑顔は人間関係における強力な潤滑剤だ。笑顔は親しみやすさの指標である。私達の研究は、スマホが新しい社会的繋がりを築くための重要な行動を妨げることを示唆している。

とのこと。つまり、この研究で「スマホで良好な人間関係を築けなくなるかもよ!」ってことが明らかになったわけです。良好な人間関係を築き上げる上でスマホは害だ、と。

加えて、

私達は、赤の他人と対話するだけでも、より繋がりを感じて幸福度が向上するため、スマホは幸福度にまで影響をもたらすだろう。

とのこと。言うまでもなく人生において「幸福度」は必要不可欠なので、スマホは人生の質をも下げうるというわけです。怖い。

まあ人間関係以外の面から見ても、「笑顔」の頻度が減るのは中々問題だと思いますねー。というのも、笑うことにはメリットが多く

・幸福度を高める!
・免疫力を高める!
・平均して7年も寿命が伸びる!

って効果があるんですね。ですので、スマホは人間関係や幸福度のみならず、健康にも悪影響があるということになるかと思われます。

スマホで「笑顔」が無くなる原因

スマホで笑顔が無くなる明確な原因については明らかでないそうです。しかしながら、研究主筆者の過去の研究では、スマホにより

人との交流における「楽しさ」が無くなり、意義が見いだせなくなる

ってことが明らかになっているそうです。まあこの現象が同研究で発生したと考えるのが妥当になるかと思いますね。また、Jiill Suttieさんによる同研究のレビューによれば、

過去のいくつかの研究では、スマホは社会的的な会話や、認知的集中を必要とする活動に従事するモチベーションに悪影響を与える可能性があることが示唆されている

とのこと。つまり、「スマホにより、根本的にコミュニケーション能力が低下しちゃうんじゃない?」と考える事もできるわけです。

スマホは完全に「悪」か

「じゃあスマホは害しかないのか!」と思う方もいるかも知れませんが、完全に害とは言い切れないところなんですよね。

というのも、研究者いわく、

数多くの研究で、スマホが人々の心理的な欲求を満たすのを助け、あなたを有能に見せる手助けをする可能性が示唆されている。

とのことなんですね。要は、「使い方次第じゃない?」ってわけです。そして、結論としては、

この研究の要点は、スマホが私達の生活を台無しにしているということではなく、人が出会い、人間関係を築き、社会的絆を形成する方法を変えているということだ。
そして、この現状を理解することが重要なのだ。

とのことです。ハイライトした部分が最も重要かと思います。スマホは、悪影響を把握した上で有効活用するのが吉。

まとめ

ということで、「スマホで笑顔が無くなるよ!」「スマホは人間関係に害を及ぼすかもよ!」という研究についてでした。

最も重要なのはスマホの悪影響ついて知ることです。あなたの人生をスマホに食べられてしまわないように注意しましょう。

[参考文献]