tips 健康 人間関係

良好な人間関係を築く方法は「共に時間を過ごすこと」。友情が生まれるのには何時間必要なのか?

how to make a best friend

「孤独」は人を殺します。

数多くの研究で、良好な人間関係が少なく孤独感を感じている人ほど、

・寿命が短い!
・幸福度が低い!
・認知症のリスクが高い!

ということが明らかになっており、「孤独はタバコより健康に悪い!」とまで言われております。怖いですよね。しかし反対に、良好な人間関係を持っている人ほど、

・寿命が長い!
・幸福度が高い!
・スーパーエイジャーになれる可能性が高い!
・認知症のリスクが低い!
・その他疾患のリスクが低い!

ということが明らかもなっています。「孤独な人に友人ができただけで寿命が15年伸びた!」なんて研究もあるから驚きです。まあ要するに、人生の質を高めるには良好な人間関係の形成が必要不可欠というわけです。

と、ここで、「生まれつき友達を作るのが苦手!」「知り合いレベル以上に仲の良い友人が作れない!」という方もいるかと思いますが、最近では、

・良好な人間関係形成に必要なのは一緒に費やす時間」!
・生まれつきの要素は関係ない!

ってことが明らかになっているんですよ。

ということで今回は、この理論に伴い「良好な人間関係形成には、どのくらいの時間を一緒に過ごせばいいの?」ってことをガッツリ調べた研究があるので紹介したいと思います。

「初対面」から「親友」になるまでに必要な時間

これは、2018年に「Journal of Social and Personal Relationships」に掲載された、カンザス大学の研究者Jeffery A. Hallが行った研究。この研究は、知人から親友になるまでに必要な時間を初めて調査したもので、「友情熟成のプロセス」をわかりやすく説明してくれています。まず内容は、

ミッドウェスタン大学の入学して間もないの学生112人に、9週間の間に3週間ごとアンケート調査を実施。加えて、過去6ヶ月で新しい都市に引っ越した大人355人を対象とし、アンケート調査を実施。アンケートでは、それぞれ参加者が、1人か2人の友人を選択し、「一緒に過ごした時間」と「友情がどれほど親密になったか」を答える。

というもの。研究者は、結果として得られたデータを利用し、


・「カジュアルな友人」
・「友人」
・「親友」

の3つのレベルの友情が現れるのに必要な時間を算出しました。それがこちら。

○「知人」が「カジュアルな友人」になるまで:

・学生:43時間
・大人:96時間

○「カジュアルな友人」が「友人」になるまで:

・学生:57時間
・大人:164時間

○「友人」から「親友」になるまで:

・学生:119時間
・大人:219時間

いかがでしょうかー。良好な人間関係の形成には上記の時間を必要とするわけです。人それぞれ長く感じたり、短く感じたりすることでしょう。大人の方が時間を必要とするのは面白いですよね。表面上の付き合いも増えてくるからなんでしょうかねえ。

まあとにかく、親友を作りたいのであれば、

若い人は120時間!大人はその倍の時間を一緒に過ごそう!

ってわけです。自分のコミュニケーション能力などのポテンシャルは関係ありません。ただ、共に時間を過ごせば良いんです。「でも、それだと極小数の友人しか作れなくない?」という方もいるかと思いますが、それは前提が大間違い。というのも、

同時に持てる友人は5人が限界!

ってことが明らかになっているんですよね。大量の友達がいると豪語する人がいたとしても、それは表面上の付き合いであり、「友人」ではないんですよ。まあ要するに、地道に親友を作ればいいじゃない!ってわけです。

親友になれそうな人は事前に予測できるのか?

同研究には続きがありまして、研究者は「事前に親友や良い関係になりやすいタイプの人を見抜くことができるのか?」ということを調べてました。まあ、大量の時間をともに過ごすわけですから、事前に見抜くことができたら嬉しいですよね。

で、調査の結果ですが、

ごめん、わからん!

とのことです(笑)うーん、切ない。まあそうは言いつつも、以下の2つは最低限意識しておくべきかと思いますね。

・「あなたの人生から取り除くべき人間by peter economy
・「アホ

まとめ

ということで、「良好な人間関係を作る為に必要なのは時間だよ!」「親友になるには、若い人は120時間、大人は倍の時間が必要だよ!」というお話でしたー。

真に良好な関係をキープするのは5人が限界です。焦らず、地道に、最高な人間関係を築いていきましょう。