健康

あなたの「寿命」を超簡単に診断する方法が判明した件

how to oversee the risk of CDC desease

WHOによれば、毎年約1790万人もの人々が「心血管疾患」により亡くなっているそうです。この数字は、世界中の全ての死因の中での31%に当たると言います。まあ要するに、心血管疾患は最も恐れるべきリスクの一つってわけです。

そんな中、今月15日に発表された研究で「無料かつ超簡単に将来の心血管疾患リスクを予測する方法」が明らかになったそうで、MNTがレビューを出しておりました。中々使い勝手が良さそうな内容だったので、紹介したいと思います。

無料で簡単に「寿命」を予測する方法

今回紹介するのは、マサチューセッツ州のボストンにある「the Harvard T.H Chan School of Public Health」が発表した研究。

一般的に、心血管疾患のリスクは

・不健康な食生活
・タバコ
・運動不足
・アルコールの過剰摂取

これらの要因によって急上昇すると言われていますが、研究チームは運動不足と心血管疾患の関係性に焦点を当て「体力と心血管疾患のリスクの関連性ってどうなのよ」ということを調査しました。その内容は、

2000年から2010年までの10年間、1104人の男性消防士(平均年齢39.6歳、平均BMI28.7)のデータを収集し分析。
研究者は、研究開始時に参加者の「トレッドミル運動耐性」と「プッシュアップ(腕立て伏せ)」の能力を計測し、加えてアンケート調査で残りの要因は調査する。

というもの。「トレッドミル運動耐性」ってのは、これまで病気のリスク測定に用いられてきた体力測定方法。多くのコストと時間を必要とすることから使い勝手が悪いとされていました。ですので、今回の研究は「新たな体力測定方法が発見できるのでは?」という期待も込められていたわけです。

んで、結果がとても興味深いもので、

研究開始時に「プッシュアップ」を連続40回以上こなせた参加者は、10回以下の参加者と比較して、心血管疾患のリスクが96%低かった!
プッシュアップの回数が多ければ多いほど、心血管疾患リスクのリスクは低い!

ってデータが得られたそうです。かなーりハッキリと差がでてますねえ。研究者いわく、

私達の発見は、プッシュアップが容易かつ無料で心血管疾患のリスクを計測するメソッドであることを証明した。驚くべきことに、プッシュアップの能力は、トレッドミルのテストよりも強く心血管疾患のリスクと結びついていた。

とのことです。まあ要は、

心血管疾患のリスクを計測したいなら、連続で40回プッシュアップができるか試してみろ!

ってわけです。今すぐチャレンジしてみてはいかかがでしょうかー。

注意点

ここまでで、「腕立て40回できなきゃ心血管疾患のリスクが跳ね上がるぞ!」という話をしました。

しかしながら、注意点として、同研究が30~40歳の消防士の男性を対象としているところが挙げられます。何が言いたいかと言うと、まだこの「腕立て40回」と言う数字が、女性やお年寄り、若者にまで適用できるかはわからんのですよ。

とは言いつつも、96%もの差が生まれるわけですので、同研究は改めて運動の重要性を明示してくれるものとなっていますよね。研究者も結論として、

この研究は、健康においての「体力」の重要性や、臨床技師が体力を評価すべき理由を強調している。

と延べております。間違いないですなあ。

体力をつけよう!

プッシュアップが40回できた方もいれば、できなかった方もいると思います。ですが、とにかく健康においては「体力」は超重要。身についた体力は、自分自身を万病から守る鎧となります。

「心血管疾患のリスクを軽減させたい!」「健康的な身体を維持したい!」など、人それぞれ目標があるかと思いますが、体力はつけといて損はないと言えます。運動が苦手な人は、無理に運動を取り入れなくとも

NEAT」を高めてみる

という異なるアプローチをとってみるのが吉。地道に体力をつけて行きましょうー。