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「間違ったポジティブシンキング」は身を滅ぼす!逆効果!正しいポジィティブシンキングの方法とは

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目標達成のモチベーションを上げる方法や不安をかき消す方法として「ポジティブシンキング」を使っている方は多いのではないでしょうか。確かに、物事を前向きに捉えることで、モチベーションは高まり、不安をかき消すことができますよね。

しかし、ポジティブシンキングを頻繁に用いる方に警告しておきたいのが、間違ったポジティブシンキングは身を滅ぼすということ。というのも、正しい方法でポジティブをしないと、目標達成から遠ざかったり、不安が増大してしまうんですよね。

といったところで、今回は「ポジティブシンキングが身を滅ぼす理由」と「正しいポジティブシンキングの方法」を紹介したいと思います。

ポジティブシンキングが逆効果になる理由

なぜ、ポジティブシンキングが逆効果になるケースが存在するのでしょうか。

これについては、ニューヨーク大学とハンブルグ大学の心理学教授であり、ポジティブシンキング研究の権威である心理学者、ガブリエル・エッティング博士が数多くの研究により答えを出しています。

例えば、博士が2014年に行った研究が興味深いです。内容は、

関節炎の手術をした老人たちに「どれくらいの早さで回復するか?」ということを自分で予想してもらう。1年後、再調査して老人たちの筋肉の発達などを調査する。

というもの。要は、「ポジティブシンキングと現実の目標達成に因果関係はあるの?」ってことを調べたわけです。で、この研究の結果、

ポジティブなイメージを持った被験者ほど筋肉の発達が遅かった!
更に、歩けるようになるまで時間がかかった!

ってデータが得られたそうです。つまるところ、この実験によりポジティブシンキングは逆効果になる可能性があることが明らかになったわけです。なぜ、このような結果になったのかということですが、博士いわく、

ポジティブシンキングはあたかもすでにその目標が達成されたかのような幻想を与える。その結果、目標に向かうための意欲が削がれてしまう。

とのこと。ポジティブシンキングをすることで「やった気」になってしまうというわけですねー。もちろんその過程では、ポジィティブな目標と相変わらず怠けている自分自身を同時に見るわけですんで、より不安になり鬱状態に向かっていくのも明白でしょう。

「じゃあポジティブシンキングは完全に悪なの?」ということですが、決してそんなわけではないんですね。というのも、ポジィティブシンキングは、困難な目標に向かって一步踏み出すにはもってこいな手法なんですよ。まあ要は、正しく使えば良いんです。

そしてありがたいことに、博士は正しいポジティブシンキングを提唱してくれています。

正しいポジティブシンキング

エッティング博士が提唱するポジティブシンキングは「メンタル・コントラスティング」というもの。

これは、ポジティブシンキングとネガティブシンキングを融合した考え方で、ポジティブシンキングでやる気を出し、その後はネガティブシンキングで注意深く自分を観察するというものです。要は、双方の考え方のいいとこ取りを図ったわけです。

んで、その具体的な内容はというと

①最も重要な願いを見つけ、確認する
②その願いを達成することで得られる結果を具体的に想像する
③その願いを叶える際の障害を見つけ、望み通りにはことが運ばない状況を鮮明にイメージする
④その障害がいつ、どのような状況で現れるかを具体的にイメージし、障害をクリアするための対策を考える

こんな感じ。ポジティブシンキングで期待を抱き、ネガティブシンキングで行動する流れですね。これにより、ポジティブシンキングの弊害をブロックすることができちゃうんですねー。

まとめ

ということで、「正しいポジティブシンキングの方法は、メンタル・コントラスティング!」というお話でしたー。「自分を変える!」「達成したい目標ができた!」って人は、是非メンタル・コントラスティングを使ってみて下さい。

困難な目標に向かって歩む続ける方法としては、

人間だけが持つ「望む力」

を利用するのも吉であります。