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「時間がない!」をガッツリ解消して、心理的に”時間認知”を増加させる方法

how to extend your cognitive time

時間がない!

多くの人が時間がないことで悩んでらっしゃるかと思います。しかし、時間がないと”思っているだけ“でも数多くの弊害があるんですね。例を挙げるとすれば

・ストレスレベル上昇
・生産性低下
・仕事のプレッシャー増加
・判断ミス増加
・不健康な意思決定増加

こんな感じ。個人能力から健康に至るまで数多くの害があります。ですので、「時間がないという考え」を持つことで作業速度が下がり、「本当の時間」が無くなっていると言っても過言ではないわけです。つまるところ、

「時間は沢山ある」と考えることで現実の時間も増える!

ってことが言えるんですね。まあ、そうは言いつつも「忙しすぎて時間がないと考えざるを得ない!」っていうパターンが非常に多いですよね。

ということで今回は、「時間認知(心理的な時間)を増やす方法」を紹介します。体感時間が増えれば生活に余裕が生まれ、次第に現実の時間にも余裕が生まれること間違いなし!

「人助け」で時間が増える

今回紹介するのは、ペンシルバニア大学ウォートン・スクールが行った研究。研究チームは、「仕事で時間に追われるプレッシャーを軽減する方法」を見つけ出すことを目的として面白い研究を行いました。内容は、

参加者に事前に知らせていなかった自由時間を与え、以下のグループに分ける。
1.自分の好きなように過ごさせる
2.誰かの手助けに時間を使わせる

その後、以下の2つの質問+アンケート調査を行う。

というもの。要は、「自由な時間をどのように利用すれば時間認知が増えるのか」ということを調べたわけです。んで、その結果が面白く「人助けに時間を使った参加者」は、「自分の好きなように時間を使った参加者」と比べ、

「時間がない!」と言う感覚がガッツリ軽減した!

ってデータが得られ、さらにアンケー調査では、

「能力がある」「仕事ができる」「人の役に立てる」の項目で自分のことを高く評価した!

という結果になったそうです。つまり、人助けに時間を使うことで、時間認知が増えて心に余裕まで生まれるというわけです。自分の時間を削ったのにも関わらず時間認知が増えるのは面白いですよねえ。

では、なぜ人助けで時間認知が向上し、心にまで余裕が生まれるのでしょうか。

人助けで時間が増える理由

人助けで時間が増えた理由は、「思いやり・絆反応」という現象から説明ができます。

思いやり・絆反応ってのは、ストレスを感じている状態で「人とのつながり」を感じると発生するもの。これが発生すると「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌されるんですね。で、このオキシトシンは幸福ホルモンとも呼ばれている物質で、心身に様々なメリットをもたらしてくれるんですよ。

つまり、「時間がない!」という激しいストレスの中で人助けをすることで、幸福ホルモンのオキシトシンが分泌され心身に余裕が生まれ、時間認知が増えるというわけです。忙しいときほど人の手伝いをするのが吉になります。

研究者も実験を総括して、

時間がないとあせっているときほど、時間を惜しまずに誰かの手助けをしたほうがよい。そんな余裕はないと思いがちだが、あえてそうすべきなのだ。

と延べております。

まとめ

ということで、「時間認知を増やし、心に余裕まで生まれる方法は『人助け』」という話でしたー。もちろん、フルに自分の時間を捧げる必要はないんで、実際に取り入れるとしたら、

・15分だけ同僚の手伝いをしてみる
・友人が理解していない問題を5問だけ教えてあげる
・他の家族が喜ぶようなことを1つだけやってみる

って感じになるかと思います。

「時間がない!」と感じた時は、是非人助けをしてみて下さいな。以上!

[参考文献]