健康

[テレビの悪影響]1日3時間以上テレビを見ると記憶が無くなるみたいです

The down side of TV watching

様々な発明や科学の発展によって、僕たちの社会は非常に豊かになりました。しかしその反面、より生活を楽しく便利にしてくれていたはずのモノが、僕たちのQOLを下げてしまっているケースがあります。

代表的なのは「スマホ」。少し前にも「スマホで笑顔がなくなり幸福度も下がるぞ!」ということを紹介しました。日常にありふれたモノにも注意を払う必要があるわけです。

といったところで、近頃発表された「テレビを見る時間が多い人ほど記憶の欠損が早いぞ!」という研究が興味深かったので紹介したいと思います。

テレビの悪影響

これは、ユナイテッドキングダムが行った研究。研究チームは、「ELSA(English Longitudinal Study of Ageng」の研究に参加した、6年間(2008~2009年と2014~2015年)の50歳以上3,662人のデータを対象としました。「ELSA」のデータでは、既に様々なアンケート調査が行われており、「テレビの視聴時間」や「言語記憶の保持量をチェックするテスト」も含まれています。

で、研究チームは、「テレビの視聴時間と記憶量」の関係に焦点を当て分析したんですね。その結果が興味深く、

1日にテレビを3時間以上視聴する人は、6年間で8~10%記憶量が衰退していた!

ってデータが得られたそうです。要は、6年前に覚えていたことを8~10%忘れてしまってわけです。この数字は、1日のテレビ視聴時間が3時間未満の人と比較して2倍の数値になるそうです。中々大きな数字ではないでしょうか。

では、なぜテレビの視聴で記憶の欠損が助長されてしまうのでしょうか。

テレビで記憶がなくなる理由

テレビで記憶が欠損する理由に関しては、研究者は3つの仮説を立てております。それぞれ見ていきましょう。

1.座りすぎ問題:

まず、研究者は「座り過ぎの悪影響が発生したのでは?って仮説を立てています。テレビは受動的な活動なので、視聴側が「活動する」状況は少ないですよね。だからこそ、テレビ長時間の増加に伴い座る時間も増加し、座り過ぎの悪影響をもろに食らったのではないか、と。

2.認知的ストレス:

次に、研究チームは「認知ストレスで記憶衰退につながったんじゃない?」という仮説を立てています。

これはざっくり言うと、テレビでは、笑いや悲しみ、暴力、不幸なニュースなどがスイッチを繰り返して放送されるため、それによって脳が疲弊したり、心理的にマイナスな影響があったのでは?というもの。

「そんなの大したことなくない?」と思う方もいらっしゃいましょうが、夜のニュースで自己破壊的な行動が増えるなんて研究もあるので、なかなか妥当な理論かと思いますね。

3.他にやることあるっしょ:

これは、テレビを長時間見る隙があるなら、運動や読書、文化的な趣味など「脳の認知機能に好影響をもたらす活動」に取り組めるはずでしょ?というもの。

個人的には、この要素が最も大きく影響していると思いますねー。「時間がない!」と言って運動をしない人ほど案外ダラダラしているものです。

まとめ

ということで、「1日3時間以上テレビを見ると記憶の欠損が助長されるかもよ!」って話でした。まあ、時間の使い方が重要になってくるかと思いますねー。

「どうしてもテレビを見たい!」って人は、最低限座り過ぎの悪影響だけは回避するようにしましょう。