健康

テレビ視聴は万病の元? テレビの害がヤバかった!件

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ほんの少し前に「テレビを見すぎると記憶の欠損が早くなるよ!」という研究について紹介したばかりですが、テレビ視聴に関する新たな研究が発表されたそうなので紹介しようと思います。

驚くべきことに、テレビの視聴時間が長くなるにつれて糖尿病や高血圧症、動脈プラークのリスクが跳ね上がるそうです。

テレビ視聴の健康被害はヤバい!

これは、アテネ大学のSotirios Tsalamandris博士率いるチームが行った研究。研究チームは、40~99歳の2,000人を対象とし、「様々な疾患リスクとテレビ視聴時間」の関連性を調べました。

まず、同研究では、様々な疾患リスクを計測する手法として「心血管疾患マーカー」を用いています。心血管疾患マーカーとは、心血管疾患のリスクを計測する指標のこと。同研究では、以下の手法が用いられました。

○頸動脈大腿骨脈管(Carotid-femoral pulse wave):動脈硬化を検知する
○動脈壁の厚さ:動脈プラークと脳卒中のリスクを計測

でもって、研究チームは、参加者を1週間単位のテレビ視聴時間に基づいて以下の3つのグループに分けました。

○軽度グループ:7時間以下
○中程度グループ:7~21時間
○重度グループ:21時間以上

んで、分析の結果何が明らかになったのかいうと、「重度グループ」は「軽度グループ」と比較して

動脈プラークの形成リスクが2倍!
高血圧症のリスクが68%高い!
糖尿病のリスクが50%高い!

ってデータが得られたそうです。「動脈プラーク」とは、動脈硬化が進むと血管壁に形成される異常な組織のこと。1度こいつが形成されると血管が狭まることで血流が悪くなり、様々な悪影響が発生してしまいます。

重度グループと言えど、1日に換算すれば3時間。それだけでこれらの悪影響が発生するのは恐ろしい話ですねぇ。博士いわく、

我々の研究は、座る時間を減らすことの重要性を強調するものとなった。
これらのデータは、テレビのスイッチを切りソファから離れるべきであるという、明確なメッセージを示唆している。友人との触れ合いや家事といった低レベルのエネルギー支出の活動でも、テレビ視聴と比較すれば、身体に驚くべきほどの恩恵をもたらすだろう。

やはり、根っこにあるのは「座りすぎ問題」みたいです。にしても、座り過ぎによって寿命が縮んだり、IQが下がったり、肩こりが悪化するのは有名な話ですが、次々に新しい悪影響が発見されますねー。

テレビの悪影響を最小限にするために

テレビ視聴で悪影響が発生する原因は、座り過ぎの悪影響が大半を締めています。ですので、テレビの害を最小限に抑える方法としては、

座りながら視聴しない

ってのがベターかと思います。たったこれだけでも現状は大きく変わるはずです。まあ、脳への悪影響は防げませんが。

博士も、テレビの健康被害を防止する策としては、

テレビを視聴しながら、重量挙げやストレッチ、トレッドミルなどの活動をすれば、幾分健康的になるだろう

とのことでした。

まとめ

ということで、「テレビ視聴時間が1日3時間を超えると、『動脈プラーク』『糖尿病』『高血圧症』のリスクが跳ね上がるよ!」という話でしたー。思わぬところに危険性が隠れているものですねぇ。

個人的には、「1日3時間」という数字が、テレビによる記憶欠損被害を示した研究と一致するのが興味深いところでした。以上。