スキル tips 学習

あなたの集中力を高める「最適な休憩と集中の比率」はこれだ!

rest time

高い集中状態を維持し生産性を高める為には、「休憩」が不可欠です

例えば、オランダで学生を対象に行われた研究では、充分な休憩を取り入れただけで学生の成績がメキメキ向上したということが明らかになっています。また、裁判官を対象にした研究では、休憩直後に仮釈放を許可する割合が高まった(投げやりに仮釈放を却下せずに、集中して考えるようになった)というデータが得れています(参考)。

休憩が必要不可欠であることは明白ですね。

では、集中力と生産性を高めるための「ベストな休憩と集中の比率」はどれくらいなのでしょうか。

今回は、そんな「集中と休憩時間の黄金比率」を紹介したいと思います。仕事から勉強にまで応用できる内容となっております。

休憩と仕事・学習の黄金比率

「ドラウジェム社」をご存知でしょうか。同社は、ラトビアで最大クラスのIT企業で、2004年に立ち上げたSNSのユーザーがたった数年で230万人を超え、北ヨーロッパで最も成功した企業と呼ばれていました。

が、同社は2010年からマネジメントに苦しみ始めした。というのも、社員の作業効率が著しく低下し始め、目標の生産性のおよそ10%しか達成できていなかったからです(参考)。

同社はそんな問題を解決すべく、「DeskTime」という会社が提供するソフトウェアを導入し、生産性が上位10%の社員を追跡しました。DeskTimeが提供するソフトウェアは、休憩を含めたほぼすべての行動を追跡してくれる優れものです。

で、その結果何が分かったかと言いますと、

生産性が高い人ほど決まった時間間隔で仕事をしており、平均で52分働いたら17分休憩をしていた!

だったそうです。彼らは、意識的にこの仕組を組立てたわけではなく、試行錯誤を繰り返すうちに特定の比率に落ち着いたといいます。

しかし、残念なことにDeskTimeは正式な論文を発表していないので、「よし、じゃあ52:12を取り入れりゃあ俺の生産性は最大化されるんだな?!」とはならないのが難しいところなんですよね。ですので、

集中と休憩は、「52:17」の比率を目安にして自分なりに試行錯誤する!

ってのがベストになるかと思います。ドラウジェム社の生産性が上位10%の社員がごとく、日々試行錯誤を繰り返すのが吉。デキル人は、常に何かを考えているものです。

仕事によって「黄金比率」は異なる

もっとも、タスクが変われば黄金比率も変わるものでして、先に紹介した調査に似たものがいくつか行われていますが、業種別トップパフォーマーの黄金比率は

精肉工場の従業員:51分の労働と9分の休憩の繰り返し
農業従事者:75分の仕事と15分の休憩の繰り返し
プログラマー:50分の作業と7分の休憩の繰り返し

だったそうです。結局は、自分のタスクに見合った黄金比率があるので試行錯誤が必要になりますね。

まとめ

ということで、「集中と休憩の黄金比率について」の話でしたー。

個人差があるので難しいところですが、まずは52:17の比率を取り入れ試行錯誤を繰り返し、自分なりの黄金比率を確立させましょう!

ちなみに僕は、「ポモドーロ・テクニック」を使って20-20-20で集中した後、15分休憩するのが鉄板です。