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日本人はアルコールに弱い!適度な飲酒でも健康被害がヤバイかもよ!という研究が

alcohole

よく当ブログでは、適度な飲酒は健康に良くてアンチエイジングにも良いかもよーと述べております。もちろん、アルコールの過剰摂取は健康被害だらけなんですが、適切なお酒を適切な量嗜むレベルなら健康に良いかもしれないんですよ。

ここで言う適切なお酒ってのは主に「ワイン」のこと。ワインには強い抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれていたり、白ワインは食後の血糖値上昇を抑える効果があったりで中々健康によろしい効果が期待できるんですよ。事実、「ブルーゾーンに住む100歳超えの長寿」は赤ワインを嗜む週間があったりします。

が、近頃日本人としては怖いデータが発表されていたそうなので紹介したいと思います。なんでも、「アジア人は『適度な飲酒』でも健康被害が悪いかもだぞ!」だそうな。

そもそも、アジア人とヨーロッパ人では遺伝子が違う

これは、「The Lancet」に掲載されたオックスフォード大学や北京大学などが行った共同研究。研究チームは、過去に「China Kadoorie Biobank」に入会した中国人の男女512,715人を対象としています。なぜ、研究チームがアジアの人種に焦点を当てたのかと言えば、

アジア人は飲酒後(少量でも)に「アジア人特有の顔が赤くなる症状」を引き起こすから

だそうな。もっとも、この現象がアジア人を中心に発生する原因は粗方明らかになっていて、ざっくりまとめるとアジア人は以下のプロセスを踏むのが下手くそなんですよ。

・アルコール吸収!

・アルコール脱水素酵素がアルコールを
有毒なアセトアルデヒドに変換させる!

「有毒なアセトアルデヒド」が2型アルデヒド脱水素酵素が「無害な酢酸」に変換させる!

最後のステップが非常に重要で、これが上手に行われず「有害なアセトアルデヒド」が体に残っていると様々な害が発生しちゃうわけです。二日酔いもアセトアルデヒドが体に残っているのが原因ですね。また、アセトアルデヒドは排泄物に近い成分とも言われてたりもします。

日本人が持っていない『アルコール分解遺伝子』

で、研究チームは、中国人512,715人の飲酒習慣と「ADH1B」や「rs1229984」といった遺伝子を持っているかどうかに着目して適度な飲酒でも脳卒中のリスクを高めるんじゃない?ということについて分析しました。

んで、まず何が明らかになったのかと言いますと、

・遺伝子「ADH1B」と「rs1229984」は男性に限り飲酒と関連があり、保有している人ほどアルコール摂取量が少なく高血圧や脳卒中などの発作のリスクが低かった!

ということ。んで、ここからが怖いところで、なんと

たとえ適度な飲酒(1週間に280gもしくは1日4杯)であっても、虚血性脳卒中のリスクが35%高まる!

ということが確認できたそうです。研究者いわく、

適度な飲酒は、脳卒中などの発作のリスクに対する恩恵を何ら有していない。適度なアルコール摂取であれど、脳卒中などの発作のリスクは高まる。

とのこと。適度な飲酒が健康に良いとは言えど、アジア人と脳卒中に焦点を当てるとデメリットしかなくね?というわけです。脳卒中は死や機能障害の主要な原因ですんで中々怖い内容となっております。

まとめ

そんなわけで、「日本人を含めアジア人は、適度な飲酒でも体に悪いかもよ!」という研究の話でしたー。

まあ、同研究は酒の種類を見ておらず単純な飲酒量で分析をしていたり、脳卒中のみに焦点を当てていたりするので、完全に適度な飲酒でもダメージがあるのかはハッキリしないところです。が、糖質が大量に含まれているお酒が体に悪いのは間違いないところ。とりあえずは、お酒の種類に気を配るべきかなぁと思います。以上ー。