健康 学習

「『勉強中や試験前は砂糖だ!』は逆効果ですよー」って話

suger lassy urgeugh

 

「試験当日は甘いものを持っていけ!」
「本番前はエネジードリンクで活力をブーストだ!」

なんてアドバイスを良く見かけますよね。

頭を使うときはエネルギー不足になるから糖分を補給しろ、カフェインと砂糖で体が元気になる、、

果たして、砂糖には本当にこれらの効果があるのでしょうか。

今回は、「砂糖の摂取でパフォーマンスは上がるのか?」ということについて見ていきたいと思います。

砂糖の摂取は体と脳に効果があるのか

結論からいくと、砂糖摂取で疲労感が増大し、脳機能も低下します。頭を使うからと言って砂糖を摂取しても逆効果ですし、本番前にエネジードリンクを飲んでもパフォーマンスは向上しません。

これについては、近頃興味深い研究が発表されていました。これは、「Neuroscience & Biobehavioral
Reviews」に掲載されたイギリスの大学のチームが行った研究。研究チームは「糖分の摂取と、体や脳の関係性ってどうなのよ」ということについて調べました。まず、研究者は、同研究を行った理由について以下のように述べています。

興味深いことに、砂糖の摂取が身体や気分に好影響をもたらすことが証明されていないのにも関わらず、あたかも人々は砂糖が気分や身体能力の向上につながると信じている。

まあ要は、なぜか皆砂糖で気分が高まり身体能力すら向上すると勘違いしてるから、砂糖の影響をガッツリ教えてあげよう!ってわけですね。

砂糖で注意散漫になり疲労感が増大する

同研究は、過去の31の研究データを利用したメタ分析になっております。メタ分析とは、膨大なデータを分析する研究手法で最も信頼できるデータが得られるとされているものです。

で、研究チームは、糖質摂取における心理的バラメーター(注意力、憂鬱、平静、疲労感、困惑、緊張、怒りetc)の変化に着目しました。でもって、摂取後「0~30分」「31~60分」「60分以降」と別々に分析したんですね。

その結果、何が明らかになったのかと言いますと、

砂糖摂取では、摂取後の時間に関わらず気分は向上しない!

だったそうです。研究者いわく、

砂糖の消費は、摂取時点から1時間で注意力の低下や疲労感の増大をもたらす

我々の研究は、砂糖の入った飲み物やスナック菓子が我々を注意力を向上させる燃料とならないことを指し示した。

とのこと。つまり、砂糖を摂取すると注意力散漫になり、疲労感が増大することでパフォーマンスも低下するというわけです。勉強中や試験日などに砂糖を摂取しても全くの逆効果なんですよ。

でも、糖分が枯渇したら頭働かないんじゃないの?

相当の栄養不足じゃない限り問題ないです。確かに、脳の消費カロリーは多いことで有名ですが、わざわざ砂糖を摂取したからといってめぼしい効果はありません。

もっとも、砂糖のとり過ぎで頭が悪くなるという研究も存在するくらいですので。ましてや、”食べながら”勉強したら学習の効率はダダ下がりですしねー。

まとめ

というわけで、「『砂糖でパフォーマンスが向上する』は嘘!」という話でしたー。

甘い食材を補給しても注意散漫になり疲労感が増大するだけです。自らのパフォーマンスを下げる行為は避けるようにしましょう。もっとも、甘い飲み物はタバコより健康に悪いので注意しましょう。以上!