睡眠 健康 人間関係

「皆から嫌われている…」その原因は『睡眠不足』かもだ!

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睡眠不足」が悪影響だらけなのは常識中の常識。慢性的な睡眠不足に陥っていると、疲労感が増大したり、脳の働きが悪くなり集中力や注意力が低下するのはもちろんのこと、

体内の炎症レベルが上昇!
認知症のリスク上昇!
ホルモンバランスが乱れ太りやすくなる!
ギャンブルにハマりやすくもなる!

などの危険性があります。まあ、とにかく睡眠不足の状態は危険なわけです。

といったところで、近頃「睡眠不足で他人の感情を理解しずらくなる!」という研究が発表されていたので紹介したいと思います。

なんか、皆に嫌われてる気がする・・・

その原因は睡眠不足かもしれません。

睡眠不足と人間関係

これは、スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所の臨床神経科学部が行った研究。研究者は、「睡眠不足が感情的な思考にどのような影響を及ぼすの?」ということについて調査しました。

研究では、117人を対象としました。そして、以下の5つの点に着目してPETやMRIで脳の活動をスキャンしました。

睡眠不足と感情伝染(他者の感情や身振り手振りを理解する能力)の関係

睡眠不足と他者の”痛み”に共感する能力の関係

睡眠不足と感情の統制(自分の感情を制御する能力)の関係

睡眠不足が脳のネットワークに及ぼす影響

季節のアレルギー(花粉とか)が睡眠不足を引き起こす可能性

まあ要は、睡眠不足と”他者に対する理解”の関係をガッツリ調べたわけですね。で、結果何がわかったのかと言いますと、

睡眠不足の人は、他人の感情をよりネガティブに捉える傾向があった!
睡眠不足の人は、自分の感情を押さえつけるのが苦手だった!

だったそうです。要は、睡眠不足の人は他人の感情を理解するのが苦手な上、他人の感情を勝手にネガティブに捉えてしまう傾向があったんです。「なんかアイツおれを嫌ってるなぁ」とか「みんな私の話にだけ興味を持ってくれない」なんて悩みも、睡眠不足が引き起こす思い込みの可能性があるわけです。ちなみに、この他人の気持ちを勝手にネガティブに捉えてしまう思考は、「ネガティブバイアス」と呼ばれます。

研究者いわく、

After shoter sleep
cognitive top-down control
does not work so well

短い睡眠の後では
トップダウンの認知機能の制御は
上手に働かない

とのこと。なんと俳句の型を用いております(笑)遊び心あるなぁ。

また、同研究では、

・睡眠不足でも痛みに対する共感能力は下がらない!
・花粉アレルギーを持つ人は、花粉が飛ぶ季節に睡眠不足になる傾向がある!

なんてことも明らかになったそうです。

睡眠はメンタルの健康に必要不可欠!

同研究では、睡眠不足で「ネガティブバイアス」が増えることが明らかになったもの、この現象が引き起こされるメカニズムについては明らかにできなかったそうです。しかしながら、人間関係はメンタルの健康と深い関係があるので、同研究はメンタルの健康維持における睡眠の重要性を改めて明らかにしてくれています。

研究者いわく、

残念ながら、我々はMRIで明らかになった睡眠不足に起因する、脳のネガティブバイアスのメカニズムにちては明らかにできなかった。

この結果は、我々の慢性的な睡眠問題(睡眠不足,疲労,)が引き起こす、鬱などの身体的なコンディションに対する理解を手助けしてくれる

とのことです。

まとめ

ということで、「睡眠不足で他人の感情を理解できなくなったり、自分の感情を抑えづらくなるよ!」という話でしたー。

他人の感情を否定的に捉えてしまう状態は、良好な人間関係は気づきにくいでしょうし、無駄に鬱傾向が増えたりして危険かと思います。

やはり睡眠は大事ですね。