慢性的なストレスは人を殺します。ですので、ストレスを慢性化させないためにも、
これらのメソッドを習慣化してストレスに対処するのが不可欠であります。
ところで、主要なストレス源は何であるかご存知でしょうか。生活環境などにより個人差がありますが、現在のところは最も人々がストレスを感じるのは「職場」だと言われています。人生の大半の時間を費やす仕事場がストレスの根本原因であるのは由々しき問題です!
といったところで、近頃ライターのPeter Economyが「仕事でストレスを感じる5つの驚くべき理由」なる記事を発表しており、非常に興味深かったのでメモしておこうと思います。
科学的にストレスに関しては、
・原因を把握するだけでもストレスレベルは下がる!
ということが明らかになっています。ですので、このエントリをストレス把握に役立てていただけたら幸いです。
仕事でストレスを感じる5つの原因
ネタ元は、Delotteのチームが発表した研究。研究チームは23,000人以上を対象とし、職場環境の改善を目指すために「”今”の職場でストレスを感じる理由」について調査しました。過去のデータではなく、今のストレストレンドを明らかにしているため高い信頼度が期待できます。
仕事のストレス源を減らす為の参考にしましょう!
1.ミス:
人間である限り確実にミスを犯してします。にもかかわらず、「ミスで滅茶苦茶になる」という考えを持つ張り詰めた仕事環境が、社交場の失態や不手際よりも人々を悩ませているんだそう。
なんでも、参加者の82%がミスを避けたいという願望に影響されていたと答えたそうです。
上司のスタンスや職場環境によると思いますが、ミスに対して過剰な心配を抱かないように注意しましょう。もっとも、完璧主義は幸福度が低い!なんて研究も存在するくらいですので。
2.仕事量:
参加者の52%が計り知れない仕事量でストレスを感じていたといいます。ここで言う「計り知れない仕事量」ってのは、例えば、1日の勤務時間以内に終えることが合理的に不可能である仕事量などを意味しています。なんでも、長時間に渡る多くの責任の処理は、最終的に労働者に負担を掛けるだけだと言います。
この辺は上層部の方針によりますかね。。費やす時間=成果ではないことを理解する必要がありそうです。
3.コンフリクト:
参加者の52%は対立を感じた瞬間にストレスを感じたそうです。ここで言う「コンフリクト」には以下のものが含まれます。
・説教
・罰則
・同僚との対立
・同僚による重苦しいメッセージ
コンフリクトは、身体的なものではなく感情的なものです。研究によれば、上記のコンフリクトに直面した際は、感情と態度のバランスをとることが重要だそうです。やられてやり返すを繰り返していれば現状に変化はありません。怒りを覚えるような状況に陥ようとも落ち着いた態度で対処するのが吉です。
まあ、怒りの対処に関しては、1分間呼吸法やリアプレアザイル法が相当効くのでオススメです。
4.緊急:
タイトな締切や非常に重要なプロジェクトは強烈なストレスをもたらすそうです。
が、大半の従業員がこれらのプロジェクトを最も主要なストレス源であると予測したのにも関わらず、不安になる理由として時間厳守の締切を報告したのは46%のみだったそうです。
これは、約半数の参加者は自分のストレス源を把握できていないということを意味します。冒頭でも言いましたが、ストレスは根本原因を把握するだけでも解消する事ができます。時間厳守のような隠れたストレス源がないかチェックしてみるのが吉です。
5.フェイス・トゥ・フェイス:
当然のことながら、仕事ではプレゼンテーションの機会や新しいクライアントに出会う機会があります。が、それらの対面での人との交流は恐怖心をもたらすそうです。なんでも、参加者の
45%はこれらの状況を完全に避けたいと望んだそうです。
が、この問題に関しては、繰り返しにより恐怖は減少するため逃げずに練習することが重要だといいます。ひたすら繰り返して慣れれば恐怖によるストレスは減るんだ、と。
まあ、この種の恐怖心に関しては「興奮へのシフト」が役に立つかと思いますねー。
まとめ
そんなわけで、「仕事でストレスを感じる5つ驚くべき理由」についてでしたー。ストレスは認識するだけで解消する事ができるので、今回紹介した5つを参考にストレス源を探してみて下さい。以上ー!