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長生きの秘訣は『生きがい』を持つことにあり!という研究

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ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「生きがい」という単語は日本特有のものでして、正確に翻訳することができないんですよ。ですので、例えば英語では、

・人生の意味(The meaning of life)
・人生における目的の感覚(a sense of purpose)

って感じに訳されたりします。まあ、日本人としても「生きがいを説明して」と言われたら同じような言葉を選びますかねー。

で、ここからが本題。皆さんは自分なりの生きがいを持っていますか?

参考:A sense of purpose could prolong your life

『生きがい』を持つ人ほど長生きする

近頃、興味深いデータがミシガン大学の研究チームによって発表されました。

まず、研究内容についてですが、研究チームは「American Health and Retirement」に入会している50歳オーバーの約7000人のデータを対象に「人生における目的の感覚と寿命の関係」を分析しました。この人生における目的の感覚ってのは、「生きがい」だと解釈してOKです。

んで、研究チームはアンケート調査から「生きがい」の有無を調査し、寿命との照らし合わせたのですが、その結果、驚くべきことが明らかになりました。なんと、

人生における目的の感覚が欠如している人は、人生の目的を持っている人と比較して2倍以上死亡リスクが高かった!

人生の目的は、性別、人種、教育レベル、はたまた飲酒、喫煙、運動習慣よりも死亡リスクを低下させる上で重要!

だったそうです。かなり大きな差が出てますねー。まあ、生きがいがあれば毎日が希望に満ち溢れるし、辛い出来事にも耐えられるでしょうから、長期的なライフスパンで見ると

・幸福ホルモンの分泌が多い!
・ストレスレベルが低い!

なんて現象が起こり、死亡リスクに2倍もの差が生まれるんでしょうね。

と、ここで「人生の目的なんて見つからない,,,」「どこまでが生きがいに含まれるの?」といった疑問が出てきますよね。

十人十色

まず、「生きがい」や「人生の目的」はどこまでの範囲が含まれるのかということですが、結論からいくと、

何でもOK

って感じになります。というのも、同研究では、その人生の目的を持つ理由は関係がなく、なおかつ目的を持たないよりは持つ方が確実に良いということが明らかになっているからです。ですので、

・仕事で出世する!
・子供の成長を見届ける!
・親孝行する!
・人の為になるようなことを成し遂げる!

というものから、

・週末の映画を楽しむ!
・趣味を極める!
・料理の腕を磨く!

なんてものまで、とにかく自分が満足するものであれば何でもOkになります。今までは「生きがい」として認識していなかった取り組みでも、改めて「これが自分の生きがいだ」と認識すれば、幸福度やQOLが高まるはずです。

『生きがい』の見つけ方

それでも、「生きがいが見つからん!」「人生の目的なんか検討もつかん!」という方がいらっしゃるかと思います。

が、心配しなくてOK。研究者いわく、

人生の目的への意識を高める介入は数多く存在する

とのことです。つまり、自分の人生の目的意識を深める科学的な方法は存在するというわけです。研究者は例として、

瞑想
・Well-being therapy
・マインドフルネストレーニング

などを挙げています。まあ、個人的には瞑想をオススメしますね。というもの、瞑想を行うことには、

脳の雑音が減る(周りの意見や必要ない情報に縛られなくなり、自分が本当に望むものが見つかるようになる)
『今この瞬間』に集中できるようになる(いわゆる「上の空」の状態が減り、より鮮明に世の中を見ることが可能になる)

といったメリットもあるからです。「生きがい」や「人生の目的」が見つからないなら真っ先に取り入れてみるのが吉だと思いますね。

まあ、「瞑想って宗教臭いし胡散臭いから、取り入れる気にはマジでなれない」というのであれば、一向に構いませんが。

まとめ

同研究における研究者の結論としては、

より強い人生の目的は、死亡リスクの現象と密接な関わりが見られた。目的ある生活には健康的メリットがある。

とのことです。

長生きの秘訣は『生きがい』でもあるわけですね。目的意識を持って生活することを心がけるのが吉です。以上ー