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「コーヒー」って心臓に悪いんじゃないのか問題

gegr

近年、すっかり健康飲料とされている『コーヒー』。カフェインに弱い体質の人を例外とすれば、コーヒーの摂取で健康的になれるのはほぼ間違いないと言えましょう。

が、時々「コーヒーは心臓に悪いぞ!」なんて情報を見かけることがありますよね。もちろん、カフェインに弱い体質の人がコーヒーを摂取すれば、心臓の動悸が早まるリスクがあります。しかしながら、本当にコーヒーの摂取は心臓に悪いのでしょうか。

といったところで、近頃『コーヒーの摂取における心臓への影響』をガッツリ調べた研究が発表されていたそうなので紹介したいと思います。

参考;

コーヒーは心臓に悪い?悪くない?

これは、イギリスのクイーン・メアリー大学のチームが行った研究。研究チームは、「コーヒーと心臓病の関係性ってどうなのよ」ということに着目して分析を行いました。

研究では、「U.K. Biobank Imaging Study」から8,412人のデータを対象としました。この参加者は既にMRIなどの検査を受けていて、それぞれ心臓周りの機能が明らかになっています。また、参加者のデータには、日単位のコーヒー摂取量に関する自己申告のレポートも含まれていたんですね。

で、研究チームは参加者を以下の3つに分類し、コーヒーの摂取と「動脈硬化」の関係を分析しました。動脈硬化は、身体の中で最も大きい血管の柔軟性がなくなり、最終的に心臓病に繋がる症状のことです。

なぜ、動脈硬化に着目したのかと言うと、過去にいくつか「コーヒーの摂取は動脈硬化に繋がるぞ!」なんてデータを示す研究があったからです。

1.1日のコーヒー摂取量:1杯以下

2.1日のコーヒー摂取量:1~3杯の間

3.1日のコーヒー摂取量:3杯以上(平均5杯)

ちなみに、参加者には1日25杯以上のコーヒーを摂取する人や、もともと心臓病を患っていた人は含まれていません。

んで、分析の結果何が明らかになったのかということですが、

動脈硬化のリスクは、3つのグループ間で違いなし!

だったそうです。これは、大量のコーヒーを摂取しても動脈に問題はなく、心臓や動脈への悪影響は存在しないことを示しているそうです。

また、同研究の結果は、年齢、性別、地域、喫煙、アルコール摂取、身長、体重、食習慣、高血圧、コレステロール値、糖尿病などどの要素を考慮しても変化はないと言います。研究者いわく、

世界中の多くの人々がコーヒーを摂取しているのにもかかわらず、別の論文が人々がコーヒーを楽しむことから遠ざけている。その一方で、我々は因果関係は明らかにできなかったものの、コーヒーが動脈に対して、過去の研究が推奨していたような悪影響はないことを示すことができた

とのこと。また、

コーヒーが持つ心臓や循環器に対する影響を理解は、研究者やメディアが追求してきた。コーヒーに関してはいくつかの対立意見があるため、どれが信じるべきで、どれが信じないべき情報が判断するのが難しくなる。

とのこと。間違いないですなぁ。同研究チームは、この結果が「コーヒーが持つ動脈への悪影響は無視しても問題ない」としてメディアが報道することを願っているそうです。

まとめ

そんなわけで、「コーヒーの摂取では25杯を超えて摂取しない限り『動脈硬化』のリスクは心配しなくても大丈夫そうだよ」という話でしたー。

まあ、コーヒーの摂取にはメリットが山程あり、「コーヒーで寿命が伸びる!」とも言われているので、体質と相談して摂取するのが吉だと思います。

あと、同研究では25杯までは安全圏となっていますが、「6杯を超えると悪影響が出ちゃうかも?」という研究があるのでMAX6杯で収めたいところですかね。個人的には1杯が限界なんで、カフェインに強い人が羨ましい限りですけども。