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仕事の生産性を高める方法は”仕事をしないこと”かも?!な話

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「仕事の成果を高めたい!」と感じたとき、あなたならどうしますか?

おそらく、多くの人が”より多くの時間を仕事に費やす”のではないかと思います。

仕事の成果が不十分

勤務時間を延長する

仕事量が増える

仕事の成果が増える!

うーん、確かに論理的で筋が通っているように見えます。しかし、実際はこの論理のように事が運ぶことは少ないみないです。

というより、仕事の成果に関しては、むしろ正反対の論理が確認されているんです。今回は、そんな『仕事の生産性を高める意外な方法』について。

旅行回数が多い人ほど生産性が高い?

ヒューレットパッカードが提供するプラットフォームである「Namely」が提供した興味深い論文があります。

この論文では、ヒューレットパッカードの125,000人以上の従業員のデータを用いて現代の職場環境に関する俗説が真実か否かを検証しています。論文で用いられたデータには、以下の要素が含まれます。

・総休暇時間
・離職率
・在籍期間

まあ要するに、この論文では「休暇時間が多い従業員ほど生産性が低いんじゃないの?」という俗説を検証したわけですね。ちなみにここでいう「休暇」は、バカンスや小旅行の意味合いが強いです。単純な「休日」とは意味合いが違うのでご注意ください。

で、結果何が明らかになったのかということですが、なんと

最も生産性の高い人は休暇の日数も比較的多かった!
具体的には、最も生産性の高い人は、平均で年に19日”の休暇をもらっている!
最も生産性の低い人は、平均で”年に14日”の休暇をもらっている!

だったそうです。Namelyいわく、

この仕事から離れる5日分のギャップが、劇的でポジティブな影響を生産性にもたらすことを示している

とのこと。つまり、仕事量を増やしたい場合、より長時間働くよりも休暇をとった方が生産性が伸びる可能性があるというわけです。なかなか興味深い話ですよね。

なぜ、旅行は生産性を向上させるのか

同論文では、休暇(小旅行,バカンス)で生産性が高まる理由については明らかにされていません。しかし、年に19日だけ休暇を取り、仕事から離れることで生産性が高めるのはほぼ間違いない事実と言えましょう。

というのも、過去に「「デキる人の休日/週末の過ごし方」でも似たようなことを述べましたが、生産性の高い人は仕事と休日の切り替えが上手なんだそうです。

また、常に仕事が頭から離れていない人は、休日で体が十分に休まらない可能性が高いことが確認されています。仕事のことを忘れて休日を過ごすことで、初めてリフレッシュできるわけです。

つまり、「仕事モード」と「おやすみモードの切り替えが生産性の鍵となり、年間19回完全に仕事から離れることで脳がリフレッシュでき生産性が向上するというわけです。

一日の中でも切り替えは大切

もっとも、一日の中でもオンとオフの切り替えは重要になります。というもの、家に帰ってからも仕事のことが頭から離れていない人は、眠りに落ちるのが遅く睡眠の質が悪いということが明らかになっているんですよ。

ですので、まるごと一日を利用した休暇で大規模なリセットをする以外にも、一日単位での切り替えが非常に重要になります。

一日単位での切り替えの方法に関しては、以下の2つがオススメです。特に、寝る前to-doリストはオススメ。僕自身、現在も寝る前to-doリストを取り入れていますが、驚くほど入眠時間が短縮できます。

寝る前to-doリスト
ブリージング瞑想

まとめ

そんなわけで、「仕事量を爆発させるなら、仕事時間を増やすよりも休暇を増やしたほうが効率がいいかもね!」という話でした。
 
「肩こりに悩んでいる人が肩のケアばかりしていたところ、一向に症状が治らず、整形外科に診てもらったら原因は背中にあった」なんてことをよく聞きますが、これと同じことが仕事にも当てはまりそうですね。

そういえば近頃は、マイクロソフトが「週休3日制」を導入して世間を驚かせていたり。